今のうちから副業や投資を始めましょうと言うと、ほぼ毎回必ずこのような「反論」が登場します。
- 時間がない
- お金がない
- 才能がない
- 余裕がない
- 忙しい
- 環境が悪い
- 人脈に恵まれていない
- 大企業の社員みたいに給料高くない
- 難しい
- どうせ詐欺
- そんなに美味しい話なら自分だけでやればいい
・・・からできない(無理)
こんな感じですね。
実際は逆です
特に
・時間がない
・余裕がない(忙しい)
・お金がない
これらは、よく聞く内容です。
ただし、これらは結論からいえば、結局は自分への言い訳に過ぎません。
時間やお金、余裕がないからできない(無理)
ではなく、
実際にできない(無理)状況にあったり、そう思い込んでいるから、時間やお金、余裕がなくなる!
「AだからB」
ではなく
実際は、
「BだからA」
この状態ですね。
時間やお金がないからできない?
「時間がないから、お金がないから・・」
これは私も以前はかなり使ってしまっていました。
成功する人は時間やお金が最初からたっぷりあって、一般人にはそんな余裕はない・・みたいな感じで考えていました。
ただし、実際は全くそんなことはありません。
時間は全員平等に与えられた珍しい資産です。
今この瞬間に生まれた赤ちゃんも、子どもも、学生も、新社会人も、世界的大富豪も、むちゃくちゃ多忙な経営者も・・全員、1日24時間は平等です。
100兆円払ったら1日24時間が48時間になる・・なんてことはありません。
そのため、時間の使い方が永遠の課題でもあります。
トレードオフの関係で、時間がないなら取捨選択をして、何に使うか決める必要があります。
何か始める場合は、何かを捨てる必要もあります。
ゆっくりしたい、遊びたい、テレビをみたい、ゲームしたい、飲みたい・・けど、副業や投資で成功してお金もたくさん稼ぎたい・・
これを最初から全て両立させるのははっきり言って無理です。
副業や投資で成功するためには、遊びやテレビ、ゲーム、愚痴飲み会などの時間を削り、それらを副業や投資に全部使うくらいでいかないと非常に厳しいです。
すると今度はこのような「反論」が来ます。
- 朝から夜遅くまで働いていて本当に余裕がない
- 朝から夜遅くまで育児や家事におわれて時間がない
- 睡眠時間も削って必死なんだよ!
確かに、自分の意思ではコントロールできないことも世の中には多いです。
ただし、そもそも、そのような状況が嫌だとすれば、なぜ今すぐに対策を打たないのか。
結局、口ではたくさん不満を言ったとしても、実際は現状維持が楽、満足しているケースは非常に多いです。
例えば朝から夜まで1日15時間くらい働いて、休みもほとんどなしの状態で月収の手取り15万円だとします。
Twitterなどでは、時々手取り金額や食費の金額などがトレンドに上がることもありますね。
- 手取り15万円で生活できない
- お金がない
- 手取り15万?まだ恵まれてるよ!わたしは12万
などと賛否両論巻き起こりますよね。
確かに、全く休みがない状態で手取り15万円は「ヤバい」ですが、本当にやばくて嫌な状況であれば、
周りが何も言わなくても、副業を始めて収入をプラスする、転職して収入を上げるなどの対策をしていくはずです!
お金がないなら
- 無駄な支出を減らして捻出する
- 稼ぐ
- もらう(給付金など)
- 借りる
これらの中から方法を選ぶしかありません。
もし自分自身が手取り15万円の状況であれば、今すぐ副業を始めると思います。
もちろん無駄な支出を減らすことは大事ですが、それだけでは限界があるし、そもそもの収入が低すぎると選択肢が大幅に狭まってしまうからです。
朝から夜遅くまで働いていたり、家事や育児など本当に余裕がない場合は、それらを改善するための行動を少しずつでもしていく必要があります。
それを一切しない場合は、やはり現状維持が楽、忙しくて大変だけど、その状況をTwitterなどで愚痴を言って、共感してもらえる状況に満足しているのです。
満足していなくても、現状を変える行動をするほどのものではなく、大きな不満はないのかもしれません。
才能がないからできない?
行動しない、できない理由として
- 自分は特別な人間じゃないから
- 自分には才能がないから
- あの人は特別だからできた、成功した
- 自分は賢くないから、勉強もできないから
といった内容を挙げる人も非常に多いですね。
もちろん、人には向き不向きがあり、どんなに頑張っても才能の有無、天性のものが結果を左右することもあると思います。
ただし、実績を出した人ほど、とんでもない行動をされていることが多いです。
例えばプロ野球選手として日米で大活躍されたイチローさんは、小学校3年生の頃から、1年のうち360日以上は練習していたそうです。
オリックスに入団したときも、ドラフト1位で華々しくデビューしたわけではなく、最初はあまり注目されていませんでした。
その後日本だけではなく、大リーグに挑戦して200本安打を量産するなど、とんでもない実績を出されていますが、最初から「あの人は天才」などと言われていたわけではありません。
挑戦したあとで、これはやっぱり自分には向いていない、得意ではないからやめよう、得意な人に任せよう!となることもありますが、
最初から諦めてしまったら、自分は何に向いているか、得意なことは何か分からないまま終わることも多いです。
向き不向き、得意不得意は、実際にやってみないと分からないことも多い。
向いていると思っていたものが実際は向いていなかった、向いていないと思っていたけど、実際やってみるとハマって夢中になった!
このようなケースは少なくありません。
何もしない段階から、自分には才能がないから・・と諦めてしまっている時点で、自分は考えたくない、努力したくない、行動したくない、楽な道を進みたい・・と宣言しているようなものです。
言い訳人生からの脱却
繰り返しになりますが、
忙しいからできない
のではなく、
できない状態か、そう思い込んでいるから忙しい。
「AだからB」ではなく
実際は、「BだからA」の状態。
結局は、時間がない、お金がない、環境がない・・などと言い訳している間は、暇なんだと思います。
口ではいろいろ愚痴や不満、誹謗中傷を言ったとしても、本人にとっては、それが自分自身のプライドを守る手段なのかもしれません。
- 失敗したら恥ずかしい
- 経験不足と思われたくない
- 現状を変えたくない
- 現状維持が楽
- 不満や愚痴を言うとスッキリする
- 自分が傷つきたくない
もちろん今までやったことがないものに挑戦するときは怖いです。不安もいっぱいあって、本当に大丈夫なんだろうかと疑心暗鬼になることもあります。
それでも言い訳ばかりするのは簡単だし楽ですが、それでは何も変わりません。
自分ひとりだけでやれ!と言っているわけではないですし、同じ目標に向かって行動意識が高い人たちと一緒に切磋琢磨するのもおすすめです!