コラム・ニュース

文句や批判ばかりの人が永遠に損する理由

ネット上では毎日どこかで文句や批判、誹謗中傷が絶えませんが、他人を叩くばかりの人は、今後も永遠に損をして搾取され続けます。

自分が優位に立って満足感を得られているつもりでも、実際は相手にうまく乗せられて搾取されているかもしれない現実に気づいていません。

自分で決めましたよね?

私も昔は、自分の人生がうまくいかないことを他人や環境のせいにしてきました。

・友達が悪い
・先輩や後輩が悪い
・先生の教え方が悪い
・環境が悪い
・会社が悪い
・上司や同僚が悪い

何かに投資して、その案件がうまくいかず飛んでしまった時も「案件が悪い、会社が悪い」

といった感じですね。

ただし、実際には今までも、いまも、これからも、自分の人生や環境は自分で選んでいます。

  • 中学受験をすると決めた時
  • 高校受験をすると決めた時
  • 志望校や実際に通う高校を決めた時
  • 部活動何をするか決めた時
  • 大学の学部を決めた時
  • 大学でどの授業を履修するか決めた時
  • どのサークルに入るか決めた時
  • 就職活動で、どこの会社を受けるか決めた時
  • 公務員試験の勉強をしようと決めた時
  • 就職か進学か、どちらにするか決めた時
  • どこの会社に就職するか決めた時
  • 退職する、しないを決めた時
  • インターネットビジネスをすると決めた時
  • 独立すると決めた時

もちろん、もっと細分化すれば、今も含めて、私たちは毎日無数の選択や判断を行っています。

今日のランチ何にしよう、お店に入ってどのメニューを注文しようか、とかもそうですね。

子どもの頃は親が関与する範囲が大きいですが、年齢を重ねるほど自分が判断する、しなければならない範囲は広がっていきます。

もちろん親や友人、先輩や後輩などに相談することはあっても、成人すれば、基本的に最終判断は自分が下すことになります。

無数の選択や判断の上に、今の自分や、これからの自分がいるといっても過言ではありません。

会社が嫌なら転職すればいいし、会社員として働くのが嫌なら独立すればいいわけです。

ただし実際は

  • 生活が心配
  • 世間体が悪くなる
  • 周りから批判される
  • 夫や妻に反対される
  • 子どもの教育費が
  • そんなことしたら履歴書にキズがつく
  • 転職したら給料とかの条件が不利になる

などと、様々な言い訳や理由を考えてしまいがちです。

文句や批判を言う時間はない

もちろん様々な事情や背景があると思うので、一概にはいえませんが、最終的には自分で選択している現実は変わりません。

・周りの人が悪い
・環境が悪い
・国や会社が悪い
・今の時代が悪い
・昔はよかった

などと文句や批判をしたくなる時もありますが、そればかり永遠にやっていても何も変わりません。むしろ損するだけです。

例えば「毎日10時間以上働き、休みはほとんどなく、月収15万円のブラック企業」にいたとしても、その会社で働く選択や判断をしたのは自分自身です。

その選択や判断が間違っていたと気づいたら、修正していく必要があります。

その企業がブラックかどうか、社員の働かせ方がどうかなどは別問題。

Twitterなどで「自分は毎日10時間以上働いて、休みゼロ、月収15万円だよ。月収20万や30万でキツイって言ってる人は文句言うな」などと足の引っ張り合いをしても意味がない。

文句や批判ばかり言っても、貴重な時間が過ぎていくだけで、根本的な解決にはなりません。

まとめ

他にも転職や退職、起業をしたい、複業(副業)や投資をしたいと考えている時に、家族に反対されたから・・などと「人のせい」にしてしまうケースも少なくありません。

そもそも自分自身の人生なので、たとえ家族など周りの大切な人から何か言われたとしても、それを受けて最終的には自分自身で選択、判断する必要があります。

夫や妻、子どものせいにすると、いざというときに「あの時反対されたから」と逃げ道を作りやすいですが、はたしてそれで本当に良いのかどうか。

ここは自分自身、これからも気をつけていかないといけないなと思っています。

文句や批判を言うと、短期的には快楽や満足感、優位性を得られますが、貴重な時間をただ浪費してしまい、実際は何も問題は解決していません。

最新記事はこちら