まもる

暗号資産(暗号通貨)の投資案件の詐欺や嘘を見抜く方法

暗号資産(暗号通貨や仮想通貨と呼ばれることも多い)に関する投資案件は次から次へと出てきて、それと同時に詐欺被害の事例も右肩上がりに増えています。

この記事を読んでいるあなたも

  • 暗号資産の投資で騙された
  • 投資していた案件が飛んだ
  • 運営会社がなくなった
  • 訴えたくても会社や経営者が海外なので泣き寝入りするしかない
  • ハイプ、ポンジスキーム、ICOなどで騙された人が多い

このような感想や経験を持たれているかもしれません。

私も暗号資産系の投資ではかなり痛い経験もしました。損することも多かったですが、際に経験したからこそ学んだことも多いので、取り組んだこと自体は後悔していません。

ただ、まだまだあまりにも詐欺事例が多すぎます。

ネット上などで募集している暗号資産の投資案件の99%は詐欺といっても過言ではありませんが、特に初心者の人、今まで暗号資産に関わったことがない人は、見抜くのがかなり難しいです。

「すごいコインの激レア情報を手に入れました。まだ世の中にはほとんど出回っていません。世界初の技術を導入し、今後注目されるコインです。興味がある方、資産をふやしたい方はご検討ください」

みたいな感じで来ることもあります。

少しずつ話を聞く中で、投資をするかしないか判断すると思いますが、

「興味あるからさらに詳しく話を聞いてみよう。実際にお金を入れてみよう」となった場合、極論何も考えないまま自分のお金をぶっこむのは非常に危険です。

預けるだけで月利100%以上、あなたは何もしなくていいです、絶対に損しない仕組みがありますなどと、あの手この手で甘い言葉をだしながら誘い込みます(苦笑)

人間は基本的に楽をしたい生き物なので、「放ったらかしで稼げる」と言われたら、思わず興味を持っちゃいますよね。

もちろん、なかには本当に「放ったらかしで稼げるもの」もありますが、そのような「ホンモノ情報」は簡単には見つけられません。

投資で成功するには何が大切か。

中身のない詐欺案件に引っかからないようにすることです。無駄なものにお金を使って、スッカラカンになっては全く意味がありません。

どうすれば暗号資産の投資案件の詐欺や嘘を見抜くことができるのか、今回の内容が、参考になれば幸いです。また、参考になったと思ったら、ぜひ、あなたの周りの大切な人に紹介して伝えてください。

※注意
今回ご紹介する方法は、あくまで個人の見解を含むもので、これをやれば絶対に詐欺や嘘を見抜けるといったものではありません!その点、ご理解、ご了承お願いします。

暗号資産の投資でありがちなパターン

例えばICOと呼ばれる投資手法があります。上場後の値上がりを期待してもらい、上場する前のコインを投資家に買ってもらいます。未公開株みたいなものです。

ただし、ほとんどの暗号資産系ビジネスは、上場後のことを考えていません。上場前にいかに資金を集めるか、上場時にいかに売り抜けるかなど完全な投機対象になってしまっているわけです。

上場後の値上がりを期待するわけなので、いざ上場したら投資家はどのような行動をするか。

おそらく、多くの投資家は上場前に購入したコインを売りに出しますよね。

売りが強くなり、需要と供給の関係で価格は下がります。

もともと事業内容や計画もないので、値下がり後どうするのか展望もなく、そのまま何事もなかったかのように消えていくわけです。

上場したら良いほうで、そもそも上場を果たすことなく投資家から得たお金を持ち逃げして消えていくものも多いです。

よくあるパターン

運営会社が
実際には中身がない
架空の事業計画や
プロジェクトを発表
資金を暗号資産で募る

投資家が出資

上場

大量の売り抜けが発生し、
コイン価値は暴落

そのまま戻ることなく
紙くず同然、または消滅

投資家は損失を被る。
会社は海外にあることも多く
泣き寝入りするしかない。

別の案件に
お金を出して出資する

負の連鎖

投資家が心身ともに疲弊する

『暗号資産=詐欺』ではない

さきほど紹介したパターンの案件があまりにも多いため、

ビットコインやイーサリアムなど暗号資産の名称を言っただけで「詐欺のやつでしょ?」などと露骨に嫌悪感を出されることもあります。

暗号資産そのものが詐欺というわけではありませんが、暗号資産に関係した投資のトラブルがあまりにも多いので、悪いイメージが先行してしまうのです。

このあたりはネットワークビジネス(MLM)の印象が悪いケースと似ていますね。

MLMも仕組みそのものは合法で違法ではありませんが、MLMを使ったビジネスの中身や拡散する人々が詐欺を働くケースが多く、マルチだ詐欺だ等と叩かれてしまいます。

暗号資産を利用して詐欺を働く人は論外ですが、暗号資産は詐欺と決めつけて、一切の情報を拒否してしまっては、今後の時代の変化についていけなくなってしまいます。

いま世界的には

AIの進化と同時に

金融革命、フィンテック革命が急速に進んでいます。

消費税が10%に上がって、日本政府はキャッシュレスキャンペーンを打ち出しましたし、

日経新聞でも「『紙幣がなくなる日』日銀、フィンテック進展に備え」など、金融革命やAIの進化による影響に関係する記事を目にするようになりました。

  • いま当たり前のように使っている紙幣がなくなったら
  • 紙幣のかわりに暗号資産になったら

とんでもないスピードで世界はフィンテックを進めていっています。

実際に起こってから困惑しないためにも、今から少しずつ暗号資産やフィンテック、お金の仕組みなどを学んでいく必要があります。

詐欺や嘘を見抜くポイント

少し「前置き」が長くなりましたが、暗号資産の投資案件の詐欺や嘘を見抜く方法、ポイントをお伝えします。

暗号資産系の投資案件に興味を持った、実際に取り組む、人から紹介された場合、どのように考えたらいいのか。

詐欺や嘘を見抜くポイント

・資金ロックの有無

・元本回収の目安

・対応するウォレットの有無

・会社概要と経営陣

・事業内容と収益実態の有無(配当の出所)

・販路と大企業との提携(商品やサービスを売る手段)

・(未上場の場合)上場予定

・(未上場の場合)上場売り抜けへの対応

・上場後や今後の事業展開

・実際に使えるアプリ、商品やサービスの中身

・今後どんなコンテンツが出る予定なのか

・アップデートの頻度、対応状況

もちろん、これだけではありませんが、最低でもこれらのポイントはおさえておいたほうがいいのかなと思います。

特に重要なのは

  • 資金ロックの有無(出口を考えていますか?)
  • 事業内容と収益実態の有無(配当の出所)

この2点です。

本当にひどい場合は、事業内容と収益実態がない、今後の展望や構想もない、実際に使えるサプリやコンテンツがない、販路もない・・つまり、全くなにもないケースもあります(苦笑)それなのに預けた資金は明確な理由もなく3ヶ月ロックされて自由に引き出せない・・これは投資ではありません。

資金ロックの有無(出口を考えていますか?)

例えばあなたがAコインに魅力を感じて出資したとします。

おそらく将来的にAコインの価値が上がって儲かりそうだから出資すると思いますが、仮に儲かった時、自分の手元に利益を確保する手段がなければ意味がありません。

Aコイン値上がりしたけど、取引所もなくBTCやETH、日本円に交換する方法がない・・なんてことになっては意味がありません。

Aコインで普段の買い物とかができたら話は変わってきますが、ほとんどの暗号通貨は決済に使えないので、BTCやETH経由で日本円に交換するのが一般的ですね。

それが多少面倒くさかったとしても、きちんとできるかどうかも大切です。テレビゲームではないので、画面の中だけで資産増えても意味ありません(苦笑)

最近はAIトレードなどの投資案件も増えています。高利回りですが満期1年経過するまで自由に引き出せないデメリットがあることも。

画面上では増えてるけど満期が来るまで自由に引き出せない、満期が近づいたらいつのまにか事業者が「飛んでた」・・・なんてこともあります(苦笑)

理想は資金ロック期間がなく、手数料が発生したとしても、今日預けたら明日には自由に引き出せる状態です。

資金ロック期間がある場合は、

  • なぜロック期間があるのか
  • ロック期間の根拠
  • 資金をロックする理由や意味

を確認しましょう。

明確な納得できる理由があれば、資金ロックがあっても投資する価値や選択肢はあると思います。

資金ロックがあるから危ない、詐欺というわけではありません。

資金ロックは1ヶ月だから問題ない、うまれる配当は自由に引き出せますよ・・などと言われることもありますが要注意です。

資金ロックは1ヶ月だろうが1日だろうが、預けた以上はどうなるか分かりません。1ヶ月もあれば資金を集めて十分飛ぼうと思ったら飛べます。

ロック期間はありません、自由に引き出せますよ〜と言われても油断は禁物です。自由に引き出せるのは元本も含めて全部出せるのかどうかです。引き出せると言いながら実際は配当のみで元本はロックされていることも多いです。

気になる案件があり、それについて解説しているブログやサイトがあれば、出金方法が書かれているか確認してみましょう。

新しい案件が登場!これを見逃すと次の大きなチャンスはもう来ないと思います・・などと煽りつつ、案件の概要や入金方法、運用方法を詳しく解説していても、出金方法の部分が抜けているケースも少なくありません。

まだ記事を書いていないだけかもしれないし、なんらかの理由で出金できないかもしれない・・真相は分かりませんが、最終的に出口をしっかり確保しなければ、単なるマネーゲームで終わってしまいます。

事業内容と収益実態の有無(配当の出所)

銀行のデジタル版のように、投資や預金をすると日々配当が生まれる案件もあります。

運用方法や資金にもよりますが、なかには預金するだけで月利10%、50%、100%、それ以上と配当(利息)が出ることも少なくありません。

日本の国内銀行の普通預金利率は、年利で0.001%(ほぼゼロ)なので、大きな違いです。

もちろん、預けるだけで配当がうまれるのは嬉しいですが、収益の実態はあるのか、会社の運営や資金繰りは大丈夫なのか確認しましょう。

収益実態がないのに、投資家の機嫌をとるために、月利100%などとうたって、お金を集めるだけ集めるパターンもあります。もともとは詐欺をするつもりがなくても、自転車操業となって運営が立ち行かなくなるケースもあります。

あくまで継続が重要なので、数ヶ月や1年ほどの単発では意味がありません。

  • 自分たちの配当の出所は?
  • 収益の実態は?
  • 会社の事業内容は?
  • 主な収益源は?

これらを徹底的に調べましょう。

まとめ

暗号資産系の投資案件の多くは、投資家側は自分のお金を出して預けたら終わり、あとは特に何もする必要がなく、紹介したら紹介報酬もうまれる・・ケースがほとんどです。

何もしなくてもお金が稼げたら、もちろん正直にうれしいですが、それを利用して、あなたの大切なお金をだまし取ろう、巻き上げてやろうといった連中も存在します。

  • 暗号資産の投資案件に興味がある
  • 暗号資産の投資案件を紹介された
  • やったほうがいい、それともやらないほうがいい?

など不安や疑問がうまれたら

ぜひ、今回の記事で紹介した「判断基準」にあてはめてみてください。

今回の内容が、少しでも参考になって詐欺被害がひとつでもなくなれば幸いです。

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。

※注意
今回ご紹介する方法は、あくまで個人の見解を含むもので、これをやれば絶対に詐欺や嘘を見抜けるといったものではありません。どのような投資でも「100%絶対に儲かる」案件は存在しません。投資にはリスクがつきものです。当ブログや、今回の記事でも「これが儲かるからおすすめです」とは言っていないので、そのあたりは誤解のないようにお願いします。

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