私、かなと(KANATO)自身が、ネット上やリアルの場で、なぜ「お金の考え方を伝える活動」を始めたのか、行っているのか。金融リテラシーの向上が必要な理由も含めて解説します。
目次
お金の考え方を伝える活動を行う理由
お金のことを学ぼうとすると、ほとんどの場合、教わる相手は金融機関のセールスマンで、無料セミナーや相談会があっても、その場で何らかの有料商品を販売される。
株で儲ける方法、不動産投資セミナー、暗号資産関係の案件など、「個別のセミナーや紹介」は多いが、金融リテラシー全般や投資の判断基準の考え方を学べる場所や機会がほとんどない。
日本にいると海外の金融情報がほとんど入ってこないため、比較もできない。表面化しないだけで、知らない間に好き勝手搾取されまくっている。
日本人の金融リテラシーは前近代的、周回遅れどころか、何十周も遅れている。
これでは自分や自分の大切な人の資産は、いつまで経っても増えない、これはおかしいのでは?と感じて、「お金の考え方を伝える活動」を始めました。
お金の実践や学びでよくあるケース
・収入増やしたい
・資産形成したい
・不労所得欲しい
・老後や将来が心配
・家計改善したい
「お金の悩み、不安」は多くの方が持っています。
以前、金融庁の報告書から始まった「老後2000万円問題」が大きな話題になり、2020年は新型ウイルスの影響もあり、この先どうなってしまうんだろうといった不安を持っている人も多いです。
ただし、
お金の考え方、これからどうすればいいか基本的なことを学びたいと思っても、「本当の意味で」きちんと学べる場所や機会がほとんどありません。
お金のことを学ぼうとすると、
「銀行や証券会社の窓口や、そこで勤務している知り合いや家族に聞く」
このような方も多いと思います。
確かに無料セミナーや相談会、個別面談をしてくれて、親切に教えてくれますが、結局は「金融商品のセールス(営業)」がメインになってしまうケースが多いです(もちろん全部そうとは限りません)。
セールスされたものが、あなた自身にとって本当に良いものであれば話は別ですが、実際は金融機関が売りたいものを売られているケースも多く、法律的に全く問題なかったとしても実際は無意識に搾取されている状況ってかなり多いです。
ネット上でも様々な投資案件の紹介や勧誘も多いですが、
ほとんどの場合、基本的な考え方や判断基準がないまま、ただ「儲かりそうか、そうでないか」といった基準のみで判断してしまうので、失敗してしまう。
次から次へといろんな情報が出ては消え、「いったい私は何をすればいいの?」と混乱してしまう。暗号資産やネットワークビジネス(MLM)系の案件でよくある話です。
それでトラウマを抱えてしまうと、資産運用、お金全般が怪しく見えてしまい、「もう投資なんて絶対にやるか!あんなの詐欺だ」などと心を完全に閉じてしまう。
全て怪しい、詐欺に見えてしまうので、視野が狭くなり、真っ当な内容さえも受け付けず、結果的にいつまでも資産形成がうまくいかない、笑えない悪循環に陥ってしまうケース・・むちゃくちゃ多いです。
金融リテラシーを学ぶ場所、機会がない
お金の勉強、セミナーと聞くと、よくあるのは、株で儲ける方法、不動産投資セミナー、暗号資産で儲けよう・・といった内容。
それぞれ個別で具体的な話は出てくるものの、
・投資判断基準
・資産形成をする目的
・複利の可能性
これらの基本的な金融リテラシーの内容を体系的に学べる場所や機会が、びっくりするくらい全然ありません。
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株やFX、不動産、暗号資産とかで儲ける方法も大事だけど、その前に(運用してからも)基本的な考え方や判断基準しっかりしていないと、何やっても意味ない
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というのが、自分自身の思いです。
基本的な内容をおさえず、投資判断基準がないまま株やFXなど個別投資を始めるのは、
- ストレッチやウォーミングアップを全くせず、いきなり本格的な実践練習をする。
- 基礎や土台がないまま家を建てる。
- 底に大きな穴が空いているのに、一生懸命水を入れる。
ようなものです。
最初はうまくいったとしても、いつか必ず「肉離れ」を引き起こします。
すぐに回復できる程度なら問題ないかもしれませんが、「選手生命を絶たれるほどのケガ」になってしまっては元も子もありません。
リスクは常にあるものですが、とらなくてもいいリスクを背負う必要はありません。
過信していませんか?
最近は、運用資金や、利益の部分が非課税で節税効果がある、手数料が安い、利回りが良いといった理由でiDeCO、NISA、つみたてNISA。ロボットアドバイザーなどが注目されています。
投資をするには、まずは「つみたてNISA」からと勧めるビジネスや投資系の雑誌、メディアも多いですね。
誤解のないように申し上げると、これらを否定するつもりは一切ありません。
ただし、メリットやデメリット、日本が置かれている金融の状況、海外との違いなどを把握、勉強しないまま「iDeCoやNISAが最高」などと盲目的に判断するのは危険です。
メリットの部分に触れる雑誌やメディアは多いけど、デメリットの部分に触れるところは少ないですね。
日本と海外の金融情報格差
日本にいると海外の金融情報がほとんど入ってこない問題もあります。
別に金融の情報は日本国内だけあるものではありません。
明確に法律で禁止されている場合は別にして、海外の金融情報を仕入れたらいけない、投資したらいけないと決まっているわけでもありません。
ただし、なぜか、ほとんどの場合は、日本国内だけで情報を集めようとしてしまいます。
それでは本当に国内の金融商品、投資手法が良いのか悪いのか判断することができません。
自分や自分の周りの大切な人の資産に関わることなので、国内だけでなく海外も含めて、情報収集して学ぶ意識は大切だと思います。
ただ、その一方で、海外の情報が全然入ってこない、調べようと思っても情報が手に入らない問題もあり、「海外の金融情報=詐欺、怪しい」と考えている人も多いですね。
もっとお金に興味を持つ
資本主義の世の中で生活する以上、お金は普段の生活で欠かせないものです。
だからこそ、お金にもっと興味を持つ必要があると思っています。
- 「お金の悩み、不安」は多くの方が持っているにもかかわらず、金融(マネー)リテラシーを体系的に学ぶ機会や場所がほとんどない。
- なぜ日本人はお金の話をタブー視して、資本主義やお金のことを学ぼうとすると「働かざる者食うべからず!そんなこと考える暇があったら働け」となるの?
- お金のことを学ぼうとすると、教わる相手は金融機関のセールスマンで、無料セミナーや相談会があっても何らかの商品を販売されるから相談しにくい。
- 株で儲ける方法、不動産投資セミナー、暗号資産関係の案件など、「個別のセミナーや紹介」は多いけど、そもそも、それらの前の基本が知りたい。
- そもそも、いろんな投資をするときの基準ってないの?
- iDeCO、NISA、つみたてNISA。ロボットアドバイザーとかが雑誌でも特集組まれて勧められること多いけど、本当にやっていいの?
- なぜ海外の金融情報はほとんど入ってこないの?触れる機会が全然ないの?
- なぜ普段の生活はキツキツで、良くなった実感は全然ないのに、テレビとかで景気回復した、日経平均○○円超えなどのニュースが流れるの?
- 新型ウイルス騒動とかでも個人や中小企業はギリギリなのに、なぜ株価は上昇するの?
本格的にお金のこと、金融を学ぶ前から、こんな感じでモヤモヤ感があり、さまざまな疑問を抱えていました。
現状に疑問を抱くこと、なぜ?といった感情を持つことは大切です。
なんだかよく分からないし、納得はできないけど、まあ、そういうものなんだろう・・などと無意識に、無理やり自分を納得させて、思考停止になってしまっては意味がありません。
お金にもっと興味を持ってみませんか?
お金は幸せになるために一番必要なものといっても過言ではありません。
お金があれば人生の選択肢、幅は広がるし、なければ狭くなってしまい、心身ともに余裕がなくなります。
人には生まれつき「欲や好奇心」があります。
どう使うかは別にして、お金を稼ぎたい、お金持ちになりたい、収入を増やしたい、もっと旅行したい、もっと広い家に住みたい、好きなものを買いたい、好きな車に乗りたい、好きなバッグを買いたい・・といった気持ちは自然なことです。
ただ、実際はそれを口にすると、金の亡者とか拝金主義者だとか、お金のことばかりで嫌らしいとか、いろいろ叩かれるリスクが高くなってしまうので、
本音の部分は心の奥底にしまい、これらの欲や好奇心に蓋をしてしまっている人も多いのではないでしょうか。
『なんであなたはその仕事、ビジネス、仕事をしているの?』
もしこのように質問されたら、あなたはどう答えますか?
私の場合は
『お金を稼いで、もっと広い家に住みたい、好きなものを買いたいといった欲や好奇心を叶えるためです。』
と答えます。
こんなことを言うと、すぐに「やっぱりお金か。オレたちからも巻き上げるつもりか」などと誤解されるんですよね・・(苦笑)
近江商人の心得、考え方で「三方良し」というものがあります。
「売り手良し」
「買い手良し」
「世間良し」
これら3つの「良し」を満たし、売り手と買い手がともに満足し、また社会貢献もできるのがよい商売であるということ。
この心得、言葉を聞いた時、自分自身が目指すのはこれだ!と思いました。
そのためにも、まずは自分自身が幸せにならないと意味がない。そして、そのうえで自分の周りの大切な人、お客様、社会・・といった感じで波及させていく。
自分が豊かになって、自分の周りの人の悩みを解決して豊かになれたら最高だよね!と堂々と言えるようにしたいですね。
自分自身、お金の考え方を伝える活動をしているのも、そのためです。
まとめ
- お金を学ぶ相手は、たいてい金融機関の人間でセールスマン。
- 金融リテラシーを体系的に教えてくれるところがない。
- 基本的な投資判断基準の不在で、詐欺案件にひっかかるケースも多発。
- iDeCo、NISAなどの過信
- 日本と海外の金融情報格差
日本人の金融リテラシーは前近代的で、周回遅れどころか、何十周も遅れています。
もちろん、様々な考え方、価値観がありますし、否定するつもりはありません。
ただ、自分自身は「これはおかしいのでは?」と感じて、「お金の考え方を伝える活動」を始めました。
自分や自分の大切な人の資産を守り、コツコツ増やしていくためにも、
- お金の考え方、金融(マネー)リテラシーを学ぶ
- 資本主義の仕組み、金融の仕組みを知る
- 日本と海外の情報、違いを知る
これらをしっかり進めていくことが大切です。
いま私たちが生活している場所は、資本主義の世の中です。
そこで生活している以上、資本主義の仕組み、お金の勉強は必要不可欠!にも関わらず、学ぶ場所や機会が全然ない。
これはおかしいのでは?と疑問を持ったのが始まりでした。
基礎や土台がない、ゆるゆるの状態で、いろんな案件に手を出したり、盲目的にiDeCoやNISAが良いと考え、節税や手数料、短期的な利回りなど、表面的な部分のみで判断しても永遠に資産は増えません。
これでは非常にマズイと思い、自分自身や周りの大切な人を守るためにも、学んだ内容等をブログやSNSでも発信しています。
今回の内容はもちろん、ブログやSNSなどで発信する情報が1mmでも、あなたのお役に立てれば、かなり嬉しいです♫
そして、
あなた自身はもちろん、
周りで
- お金の考え方を学びたい方、興味がある方
- 詐欺にあわない方法を学びたい方
- 資産形成したいけど、何から始めたらいいか分からず困っている方
このような方がいらっしゃいましたら、ぜひ、当ブログをご紹介頂けると嬉しいです♫
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
今後もよろしくお願い申し上げます♫
参考記事

