まもる

無料の金融セミナーや相談会が危ない理由

資産形成、資産運用、投資、家計改善、保険の見直しなど、お金に関することを学ぶ場合、まず無料のセミナーや相談会などに行く人も多いです。

ただし、これには大きなリスクや危険性が伴います。

  • なぜ無料の金融セミナー、勉強会、相談会が危ないのか。
  • 無料で受けられるカラクリ
  • 対策

今回はこれらについて解説します。

なぜ無料で参加できるのか

  • 金融機関の資産形成(資産運用)セミナー
  • 無料の投資セミナー(株、FX、不動産など)
  • FPによる家計改善セミナー
  • 保険の○口など、保険の見直し相談

このように、無料で参加できるセミナーや勉強会、相談会、窓口もたくさんあります。

それらの影響もあるのか、

「有料(3000円など)でセミナー、勉強会します」と告知しても、

「えっ?有料なの?ケチだな!銀行とかは無料で相談に乗ってくれるぞ!彼らを見習え」みたいなご意見を頂くことも多いです。

確かに、無料で勉強できて相談に乗ってもらえるのは嬉しいです。

ただし、そこに実は大きな罠があるのも事実です。

そもそも、なぜ無料で参加できるのか。

例えばセミナーや勉強会を開催する場合、様々なコスト(経費)が発生します。

  • 会場費(自社で所有する会場のケースもあり)
  • 会場の水道光熱費
  • セミナー講師、スタッフなど人件費
  • 資料作成の時間や経費
  • 印刷など配布に関する経費

それだけでなく、例えば金融機関の無料セミナーでは「参加特典」を配っていることも多いですね。

 

  • ロゴマーク入りのボールペン等の文具セット
  • コップやお皿などのセット
  • 試供品
  • ペットボトルの水、昼食、懇親会などの飲食費

 

なかには「こんなに接待してもらっていいの?」と思ってしまうほどの大盤振る舞いをしているところもあります。

このような経費がかかる一方で、無料セミナーの場合は参加者からお金をもらっていません。

では、これらのコスト(経費)はどこから捻出されるのか。

なぜ無料で参加しているのに、様々な特典も持ち帰りできるのか。

「ボランティアでやってくれているんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、相手も民間企業です。当然ながら儲けなければいけません。

必ずどこかで「回収」しています。

では、どのように回収するのか。

様々なやり方がありますが、無料セミナーや勉強会は、終盤に差し掛かると、ほぼ必ず、自社や提携している会社の商品やサービスの販売があります!

例えば月1万円の保険など金融商品を購入してくれると、年間で12万円、10年契約すると120万円です。これを10人契約したら1200万円ですね。

短期的にはたとえ損をしても、長期的には必ず儲けが出る仕組み、カラクリが必ずあります。

これを専門用語で「バックエンド」といいます。

例えば1000人の参加者がいて、10%の100人が契約してくれたら「プラス」になるように設計されていることも多いです。

このように、商品やサービスを買ってくれるかもしれないお客様を呼び込む・・無料でセミナーや勉強会、相談会を開いているのは、このためです。

  • 無料でやってくれるのか〜やさしいな〜
  • ボランティア精神、素晴らしい!

決してこんな感じではないので注意してください(笑)

  • 無料だったらとにかく参加してみようか!
  • 無料で参加できて文具やコップ、タオルなどの特典もらえるなら嬉しい!
  • ご飯やおやつ、コーヒーもあるの?ラッキー!

 

このように考える人は多いと思います。

金融セミナー以外では、例えば結婚式会場のフェアも同じようなことがいえます。

ウェディングプランナーやスタッフの人たちが丁寧に迎え入れてくれて、何から何まで相談に乗ってくれて、本来なら1人1万円、2万円するようなフルコースの料理を食べられる・・・

そして、これらは全て無料です。

なぜ、これらを無料にしても成り立つのか。

先ほどの金融セミナーの事例と同様に、無料でも後で回収できる仕組みがあるから。

1000人相談に来てくれて、100人契約したら儲かるようになっています。

結婚式会場の場合、100万、300万、場合によっては500万など単価が大きいので、無料でフルコースの料理を提供しても、しっかり「元が取れる」のかもしれません。

言葉はアレですが、無料や特典といったニンジンをぶらさげて呼び込んでいるわけですね。

知る、知らない、は大きい

このような仕組み、カラクリを分かったうえで、無料セミナーや勉強会、相談会に行くのと、全然知らずに行くのとでは全く違います。

相手も営業のプロなので、あの手この手で商品やサービスを買ってくれるように仕向けてきます。

もちろん納得して、自分や自分の大切な人にとって利益が大きい商品やサービスであれば、購入するのもありです。

ただし、例えば金融だと、契約内容、リスクの有無やレベルを全く理解しないまま、金融期間の営業マンに乗せられて契約するケースも後を絶ちません。

ひどい事例だと、一時期、ゆうちょの保険などがテレビや新聞などで大きな話題になりましたね。

ほけんの○口も要注意です。

単なる保険の広告代理店で、あなたにとって最適な保険ではなく、代理店が儲かる、手数料が高い保険を勧めてくる可能性もあります。

あれは保険の見直しではなく、組み換えですから(苦笑)

対策

  • 金融機関の資産形成(資産運用)セミナー
  • 無料の投資セミナー(株、FX、不動産など)
  • FPによる家計改善セミナー
  • 保険の○口など、保険の見直し相談

もちろん、これらが全て悪いわけではありません。

なかには、むしろ無料では申し訳ないと思ってしまうほど、基礎や基本をしっかり親切に教えてくれるところもあります。

ただし、無料の裏には必ず理由、カラクリがあるということを頭の中に入れて、「武装」して参加しましょう。丸腰では相手の思うつぼです。

そして、お金の勉強、相談をする時は、できる限り、お金を払って(自己投資)学ぶことをおすすめします。

自分自身の経験上、無料セミナーと有料セミナーでは、内容はもちろん、サポートの有無も全然違います。

参加者も、お金を払うわけなので積極的に学ぼう!と意識が高い人が集まります。

無料だと、どうしても一定数は「とにかく無料だから参加してやるか」みたいな人が出てきます。

私も「お金の考え方(土台)」のセミナーや勉強会を開催していますが、有料でやっています。

有料とはいえ、セミナー代でガッポリ儲けてやるぞ!みたいな考えはありません。

もしセミナーだけで儲けるならもっと高い価格に設定しないと正直赤字になります。

まずは手軽に参加してほしい、ただし「とにかく無料で聞いてやるか、参加してやるか」みたいな人はご遠慮頂きたいので、あえて「ハードル」を設けています。

まとめ

今回は、

  • なぜ無料の金融セミナー、勉強会、相談会が危ないのか。
  • 無料で受けられるカラクリ
  • 対策

これらについて説明しました。

無料で得られる情報には必ず限界があります。

どうしても完全無料で学びたい場合は、いまはYouTubeやブログなど動画やテキストで学べるものがたくさんあるので、そちらを使いましょう。ただし、時間はかかります。

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