FX

FXで成功と失敗を分けるもの

FXに取り組む人の99%は負けているといっても過言ではなく、いろんなところで「FXはハイリスクだから特に初心者はやってはいけない」と言われることが多いですね。

自分自身がFXをするしない、興味があるないに関係なく、

投資全体に興味があれば、

  • FXはなぜ一般的にリスクが高いといわれるのか
  • どんなメリットやデメリット、リスクがあるのか

といったことを理解しておく必要はあります。

そうでないと、なんだかよく分からないけど、周りがやめとけって言うから、なんだか怖いから・・といった「ふんわりした」疑問で終わってしまいます。

「よく分からない、なんだか怖そう」というものこそ本当に怖いですから(苦笑)

成功と失敗を分けるもの

FXでの成功と失敗を分けるもの、キーワードとなるものは何でしょうか。

それは

・・・

「資金管理」

・・・

です。

資金管理ね〜

私もきちんとやってますよ〜

生活に支障をきたさない

余剰資金でやれって話でしょ?

FXに限った話じゃないでしょ?

・・・

確かにFXに限らず、投資は余剰資金で!というのは鉄則ですが、「資金管理=余剰資金で投資すること」ではありません。

資金管理よりも、これから相場が上がるのか下がるのか読む力を身につけるべきじゃやないの?といった意見もあります。

例えばドル円(USDJPY)レートを見ていて「これからは円安になるそ」「これからは円高になるぞ」と相場の予測をつけることは確かに大切ですが、それ以上に大切なものが「資金管理」。

その資金管理がFXでは特に重要です。

投資なので、得をすることもあれば損をすることもあります。

利益を最大限に伸ばそうと思えば、損を最小限に抑えるための管理が重要です。

相場は日々何が起こるか分かりません。

リーマンショックのような非常事態が発生すると通常では考えられないくらいの相場変動が発生し、強制的な損切りだけでなく、大きな損失を出して絶望を味わう投資家も少なくありません。

FXにおける資金管理

レバレッジの力

レバレッジをかけて自分の資金以上のお金を運用できるのはFXの特徴の1つです。

レバレッジ率が25倍の場合、本来100万円必要な運用なのに自己資金4万円でも始められるというのは、攻めの姿勢で進める場合は大きな力となります。

ただし、うまくいくときは良くても、そうでない場合は一気に損失を被ることになるので、投資のリスクにもしっかり向き合わなければなりません。

自己資金に対してどれだけのポジションを持つのかも大切です。

例えばドル円で、1ドル100円のとき、1万通貨(1万ドル)の買いポジションを保有したとします。

1万ドル相当のお金を運用するので、100円×1万=100万円のお金が本来は必要です。ただしFXはレバレッジをかけられるので、レバレッジ25倍の場合、最低4万円程度の自己資金でも売買できます。

ただし、自己資金4万円の場合、少しでも逆の方向に相場が動けば強制ロスカットを食らい、自分の思うような取引をするのは難しいです。

そこでポジション量を1万ではなく1000通貨にすればレバレッジ1倍でも、100円×1000ドル=10万円程度の資金で動かせます。

相場の急変や損失予想

「損することを考えて取引するのはナンセンス」と考える人もいるかもしれませんが、常に最悪の事態を考えながら取引する必要があります。

リーマンショック、スイスショック、英国のEU離脱騒動、米中冷戦など「いつ何が起こるか全然分からない」からです。

最近は、某大統領がSNSでつぶやいたことで相場が上下に大きく動くこともあり、テクニカル分析が全く通用しないケースも多いですね(苦笑)

含み益や含み損への考え方

評価益、評価損と言われることもありますが、まだ決済せず保有し続けているポジションのことです。

例えば1ドル100円の時にドル円の買いでポジションを持ち、101円になったとしても油断は禁物です。含み益が大きくなったからといって、もっと儲けたい気持ちをおさえられず、追加で何個も買いのポジションを持つケースもあるかもしれません。

このまま上がり続けて思惑通りにいけば良いですが、逆の動きをして急に円高になれば損は膨らむ一方です。含み損を出しても耐える力があれば話は別ですが、そうでなければ強制ロスカットで「終了」です。

あくまで含み益や含み損は、まだ確定していないものです。

含み益に気を大きくして無茶な取引をするのもリスクです。含み損も確定していないので実際の損ではありませんが、「いずれ自分の思う方向に戻ってくるかもしれない」と過度に期待するべきではありません。

自分で損切りルールを決めておき、そのラインに達したら潔く損切りをして傷口を広げないようにしましょう。時々、その後相場が戻って損切りしないほうが儲かっていたケースにあうことも珍しくありませんが、あくまで結果論です。

資金の避難

例えば投資に使うお金は全資産の20%以下というルールを決めて徹底させましょう。FXに限らず投資は欲との戦いといっても過言ではありません。

利益が出たら、その半分くらいは確実に証券会社の口座から銀行口座へ移す、といった方法も有効です。

利益が出れば、それを丸々資金に充当し、ロット数(取引単位)を増やしてさらに稼ぎたくなるのがトレーダー心理ですが、いざという時に備え、そういった欲をコントロールし、確実に利益を積み重ねていけるか、そうでないかの違いは大きいです。

自動売買で勝てない人の特徴

これらのことは、自分自身含めて実際に行動に移すのはかなり難しいです。

スマホでトレード画面を眺めて、少しでも利益が出ると「はやく今のうちに決済したい!」と親指がウズウズしてしまいます(笑)

損失が膨らんでくると、「うわ〜赤文字の数字が大きくなってる!まあ、でもいつか戻ってくるでしょ!たぶん調整が入るはず・・たぶん、というか入ってもらわないと困る」

などと自問自答するわけです。

その結果、損が大きく利益が小さくなってしまいます(汗)

トレードをするうえで、一番厄介といっても過言ではないのが人間の感情ですね。

感情を無にしてまるで機械のように淡々とトレードするほうがいいため、裁量といって自分で手動で取引するのではなく、自動売買ツールを導入して取引をする人も増えています。

EAと呼ばれることも多いです。

自動売買ツールがエントリーポイントを判断するので、自動売買ツールや配信がきちんと正常に動いているかなどのメンテナンスをする必要はありますが、自分で取引をしないため、常に変動するポジション内容などを細かく把握しておく必要はありません。

利益確定や損切りポイントは自分で設定するもの、利確や損切りもツールが設定するもの、などいろんなものがありますね。

レバレッジの話もしましたが、自動売買ツールの設置やパラメーター設定、投下する資金の管理がしっかりできていれば、極端な話、FXの仕組みを知らなくても取引できてしまいます(笑)

ただし、同じ自動売買ツールを導入しても、資産を倍にするAさんもいれば、全資産を溶かすBさんがいるのも事実です。

なぜなのか。

これも資金管理が影響しています。

「えっ?自動で取引してくれるんだったら、誰でも同じ結果になるんじゃないの?そんなに差が出るはずがない!」とびっくりされるかもしれませんが、実際に周りでもAさんとBさんのような現象は起きています。

自動売買ツールを導入する場合でも資金管理は必須です。

むしろ裁量の時よりも気を遣わなければなりません。

相場の状況や自分自身の資産状況によっては、いまはエントリーせず見送ったほうがいい時もあります。

裁量は全て自分の判断のため、一般的にはエントリーしたほうがいいタイミングでも「今は、自分は入らない」と判断できますが、自動売買の場合は、ツールが判断してエントリーするため、細かい部分まで「配慮」することはできません。

人間の感情を理解するターミネーターみたいな能力はないわけなので(汗)

自動売買ツールだからといって丸投げすると必ず溶けます。相場環境は日々変わりますし万能なツールは絶対に存在しません。もしそんなものがあったら世の中全員億万長者です(笑)

負けにくい人は、資金管理をしっかりしたうえで同じツールを使っていても丸投げせず、FXの基本用語やチャートの仕組みを少しずつ学び、雇用統計やFOMCなどの経済指標、各国の市場が開く時間と相場との関係など、日々研究しています。

自動売買のメリット

自動売買ツールは設置さえできれば、極端な話、FXの仕組みを知らなくても取引できてしまいます。

私も使っていますが、最初、導入し始めた頃、全然FXを知りませんでした。

「Pipsって何?」「ロットって何?」「レバレッジとは?」「強制ロスカット?ロング、ショートって何?」といった状態です(苦笑)普段FXをされている方からすれば、そんな状態でよく自分のお金入れて始めたなって呆れられる、叱られるかもしれません。

全く知らない状態で飛び込むのは正直おすすめできません(苦笑)

ただ、食わず嫌いというか、なんだかよく分からないけど、周りがやめとけって言うから、なんだか怖いから・・という理由でノータッチ・・はもったいないのかなと思います。

いきなり自分のお金で運用するのが怖いので、最初は勉強しながらデモ口座で練習するのもありです。デモ口座では、バーチャルなお金を使って疑似運用することができます。

デモで練習し、ある程度知識が身についたら、少額でも自分のお金を入れて始めてみるのもいいかもしれません。

まとめ

実際に自分のお金を投じて運用すると良くも悪くも緊張感を持てます。

自分のお金を使えば、本やネットでFXの基礎用語や相場の仕組みを勉強するなど、いやでも本気で取り組む可能性が高くなります。

投資は結構孤独な世界なので、

同じようにFXをしている友人や仲間を作って

  • このくらい相場が動いたら損切りする
  • 自己資金は◯◯万円だからロットは◯◯
  • 利益が出たらこまめに別口座に資金を移したほうがいいね

などの会話もできるとモチベーションの意味でも大きいですね。

ただ、規模が大きくなりすぎると、周りの声に影響を受けやすくなるので、トレード仲間を作ったほうがメリットが大きいのか、それともあまり規模を大きくせず「基本はひとりで、仲間を作っても数人」のほうがいいかは人それぞれですね。

投資の世界では「資金管理が全て」といっても過言ではないと思います。

自分自身も日々意識していきたいですね。習慣化するために、スマホやPCに「資金管理」と目に見えるところに付箋などで貼っておくのもいいかもしれません。

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