考え方

普通の会社員が今から増やしたい資産

目に見えない将来不安、老後不安を抱える人は多いです。

  • なんとなくお金のことが不安
  • いつまで働けるのか
  • いつかクビにならないか不安
  • 給料下がったらどうしよう
  • このまま給料上がらなかったらどうしよう
  • どこまで支出を切り詰めたらいいのか
  • 子どもの教育費どうすればいいのか
  • 老後の不安があるけど考える余裕がない

あなたもこのような不安を持っていませんか?

あなたは資産を持っていますか?

資産?

お金持ちじゃないから自分は持っていない、

関係ないと答える人も多いかもしれません。

ただし、会社員や自営業、専業主婦とか関係なく、誰でも資産は持っています。

「資産は、例えば100万円の貯金がある、マイホームを持っている、相続で実家や土地をもらえる可能性がある、会社の株を持っている、とかじゃないの?」

と思われるかもしれません。

確かに、それらも立派な資産ですが、お金や家、土地など目に見えるものだけが資産とは限りません。

目に見えない資産

  • 個人の信頼関係
  • 人間関係、人脈
  • 仕事で身につけたスキル
  • 健康な体

これらも立派な資産です。

むしろ、お金以上に大切なものばかりだと思います。

会社員、自営業、主婦など関係なく、誰もが自分自身の中に蓄えていく必要があります。

社畜が多い日本

(一般的な会社員の生活)

  • 1日8時間、週5日の時間(残業、休日出勤があればそれ以上)を会社に捧げる。
  • 1週間の中で多くの時間を捧げて給料を得る。
  • 給料日にお金が銀行に振り込まれる。
  • 給料から家賃や水道光熱費、スマホなどの通信費といった固定費が引かれる。
  • 固定費を引いて残ったお金から、食料や衣服、娯楽費用などの消費に回される。
  • 生活費を引いて残ったお金は貯金に回す。

こんな感じで今月も、来月も、その次の月も、来年も・・といった感じで、生活を回していく人が多いと思います。

  • どんなに頑張っても給料は上がらない
  • 給料やお小遣いも少ないから、食事はできる限り安い店ですませる

などと、身も心も荒んでいき、思考停止になっていってしまいます。

台風や地震が起きても、鉄道が計画運休しても、なんとかして出勤しようと駅やタクシーの行列に何時間も並ぶ・・・

このような光景をテレビニュースで見たことがある人も多いですが、日本の社畜ぶりがヤバいなどとネット上では話題になりましたね。

確かに、生きるため、生活するため、家族を養うためには、ときには嫌なことや苦しいこと、大変なこともしていく必要がありますが、目に見えることばかり追い求めてしまうと、「操り人形」になってしまいます。

自分で学ぶ時代

今までは、たとえ社畜化しても、がむしゃらに働けば年功序列で給料は毎年上がっていき、終身雇用で安定した生活をおくれたかもしれません。

ただし、これからはそうもいきません。

トヨタ自動車の社長、経団連会長が、終身雇用の見直しに言及して大きな話題になりましたし、仕事に必要な情報はスキルは日々変化し続けます。

今日新しいものは、明日には古くなっているかもしれません。

そう考えると、

これからは組織や上から言われたことをただやるのではなく、目に見えない資産に投資して、社畜から脱却する必要があります。

  • 個人の信頼関係
  • 人間関係、人脈
  • 仕事で身につけたスキル
  • 健康な体

もう少し具体的にいえば、

  • 社内だけでなく、取引先などの社外、仕事に関係ないところでも信頼を意識する。
  • 社内だけでなく、異業種交流会、勉強会などに参加して、他業種の知り合い、外国人の友人、仕事に関係ない友人などを積極的に作る。
  • ただボーッと毎日働くのではなく、実際にするしないに関わらず、転職や起業の可能性を探る。他でも通用するスキルを身につける。
  • 健康に気をつけて食事を見直し、暴飲暴食を避ける。ジムに通うなどして定期的に運動もして、生涯現役を目指す。

といったことを意識する必要があります。

このような自己投資に、積極的に時間やお金を投じていかないと、生き残れない時代になっています。

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社畜化すれば、組織や上の層の思うつぼです。組織や上層部にとっては、何も余計なことを考えず、自分たちの思い通りに、思考停止で黙々と黙って働いてくれたほうがラクなわけですから。

ただし、思考停止の場合、いざ何か有事が発生したら対応できません。

いざというとき上層部は責任持ってくれません。

名刺から会社名をとったら何が残りますか?

会社員時代にバリバリの営業マンで成績が良かった人が、脱サラして起業すると、全然売れず、こんなはずじゃなかったと後悔する・・・

このようなケースを聞いたことはありませんか?

これはなぜなのか。

「会社や肩書のブランド=自分の実力」と勘違いしてしまうからです。

特に大手企業の人ほど多いです。

○○商事
○○事業部 部長
田中太郎

このような名刺を持っていると、

「オレはエライ人間なんだ」と
勘違いしやすくなります(笑)

ただし、

取引先は

田中太郎さん個人に依頼したいのではなく、

○○会社の田中太郎さんに依頼したいわけです。

そこを勘違いしてしまって

退職しても今までと変わらない
と考えていると痛い目にあうわけです。

○○商事
○○事業部 部長

これらの肩書がなくなって
自分の名前だけで勝負しろと言われたら
どうなるだろうか

実際に転職や退職、起業をしない場合でもシミュレーションするのは大事ですね。

目に見えない資産を作る

いま目に見えない資産をどれだけ持っているでしょうか。

名刺から会社名や肩書を取ったとき、

あなた個人の力でどれだけのお金を稼ぐことができるでしょうか。

一般的に世の中のヒト・モノ・サービスには市場価値が存在します。

他人とは違う経歴がある、自分にしかできない知識や経験がある、替えがきかない武器があればあるほど強い味方となります。

替えがきかないなどと言うと、特別なスキルや経験がなければ意味がないと萎縮してしまうかもしれませんが、全然そんなことはありません。

英語の勉強、プログラミングの勉強といったスキルだけでなく

  • 初対面でもすぐに仲良くなれる
  • フットワークが軽く、どこでも行ける
  • 社内や社外の評判が良い
  • 他人からとても信頼されている
  • 人と話すのが苦手だが、資料作成や内容をまとめるのは得意

これらも大きな武器です。

このような資産を少しずつ構築していく必要があります。

  • いまの会社でどれだけ頑張っても、どうせ給料上がらない
  • 毎月の給料が来月いきなり10万円上がるはずがない

と悶々としながら過ごしている人も多いかもしれません。

ただし、明日どうなるか分からない時代だからこそ、短期的な給料をみるのではなく、長期的に稼ぐ力や目に見えない資産構築に意識を向けていきたいですね。

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