お金の悩み
これを持っていない人は
ほとんどいない
といっても過言ではありません。
お金が有り余って仕方がない
何もしなくても大金が入ってくる
といった方々は、おそらくこのブログを見ていないと思うので・・(苦笑)
種類や内容、レベルは人それぞれですが、
- 給料が低い
- 収入が低いから増やしたい
- 無駄遣いをなくしたい
- 不労所得が欲しい
- 会社に行きたくない
- 就職したい
- 転職したい
- 退職したい
誰しもお金の悩みは持っている、持ったことがあると思います。
今までの普通、常識は通用しない
TwitterとかのSNSを見ていても
- 手取り○○万(13万、14万、15万など金額はトレンドによって変化)
- 食費○万(2万円、3万円など、家族構成によって変化)
などがトレンド上位になり、
- 大企業で恵まれているだけでは?
- それくらいでキツイって言うな
- うちは手取り13万でもっとキツイ
などと論争になることも多いです。
政治でも、2019年6月頃には、金融庁の報告書「高齢社会における資産形成・管理」、老後2000万円問題が話題になりました。
- 年金もらえないの?
- 真面目に年金払っているのにこれでは詐欺だ
- 老後2000万?いまの暮らしを支えるだけで精一杯なのに老後の準備する余裕なんてない!
などと論争になり、メディアや野党などはこぞって叩き、政府が撤回する事態に発展しましたね。
このように、お金の悩みや論争は尽きませんが、今後はますます、お金の状況は厳しくなります。
今まで通り、真面目に会社に行って働いて給料を得たら普通の暮らしができる・・時代ではないのです。
お金の悩み、将来不安を解消して解決していくには、投資の思考、考え方、行動が必要不可欠です。
多くの日本人は
- 給料は、本当は行きたくない会社に行って、働いて、我慢してもらうもの(我慢料)
- 稼いだお金は無駄遣いせず、できる限り貯金(預金)する。
- 預貯金しておけばリスクゼロで安心、安全
- 投資はリスクがあるから怖い
- 投資、不労所得は悪いもの
このような思い込みにとらわれています。
お金に対してネガティブなイメージ、感情が根強く、老後2000万円問題のときも、世間の反応はすごい否定的なものばかりでした。
本来は「若手のうちからコツコツ時間をかけて運用して、資産形成していきましょう」といったメッセージなのに、2000万円という数字が独り歩きしてしまい、そんなお金ない!やっぱり年金は詐欺だ、国民をバカにしているのか!となってしまいました。
これでは、いつまで経っても、日本人の資産は全く増えず、豊かになりません。
お金の悩み、将来不安を解消していくには、お金に対する考え方、イメージを根本的に変えていかないと、全く意味がないと本気で思っています。そうしなければ、ますます不安にとりつかれ、萎縮して1億総貧乏国家になってしまう。
資産を増やす方法
お金、資産を増やすにはどうすればいいのか
収入を増やすか
支出を増やすか
根本的にはこの2つしかありません!
まずは無駄な支出を減らす。
底に大きな穴があいた状態で、バケツに一生懸命水を入れても意味がないからです。
穴をふさぐ処置をしてから、入れる水の量を増やしていきます。
そして、収入を増やすにはどうすればいいのか。
これも2つしかないと思っています。
- いつまでも長く働き続ける
- 投資に回して資産運用する
この2つを戦略的に組み入れて、お互いのメリットを最大限活用し、デメリットをカバーし合いながら活用するしかありません。
例えばあなたが会社員の場合は、会社員のメリット、特権、武器を最大限活用しながら、会社員のデメリットを他でカバーする必要があります。
では、会社員のメリットは何か。
まず、犯罪や全国規模ニュースになるくらいの不祥事を起こすなど、余程のことがない限り、真面目に働いていれば、毎月給料が入ってきます。
実際に受け取る給料以外にも、有給休暇や厚生年金(会社が折半負担)、退職金、各種福利厚生制度もあり、信用もあります。
クレジットカードを作りたいと思ったら基本的に問題なく審査通過、住宅ローンなどを組む、借金をしたい場合も、銀行は審査を通してくれると思います。
ただし、自営業となれば、そうもいきません。
成果主義のため働けば給料が入るわけでもありません。
有給休暇など福利厚生はなく、国民年金で保障も厚生年金よりも低い。
収入が少ないとクレジットカードも審査は通らず、たとえ、どんなに稼いでいたとしても、安定していないといった理由で、住宅ローンなどの借金の審査を銀行が通してくれないことも多いですね。
会社員のデメリットは何か。
真面目に働いていても、当然ながら会社がなくなったら働けません。倒産しなくても、大幅な業績悪化で給料の削減、ボーナス削減、採用削減などの可能性もあります。
非正規雇用だけでなく、正社員も安泰ではありません。
今まで通り、真面目に会社に行って働いて給料を得たら「普通の暮らし」ができる時代ではないのです。
某ウイルス騒動で明らかになりましたが、今まで当たり前と思っていたことが、一瞬で覆されて当たり前じゃなくなる。
ウイルスに限らず、災害でもなんでもそうですが、いつ、何が起こっても不思議ではない前提で、リスク分散や対策をしていかなければなりません。
今日まで当たり前のように働いて給料をもらっていたけど、明日から仕事がなくなって収入ゼロ!なんて可能性もあります。
肉体労働だけでは、どうしても限界があります。
運良く、自分が働いている会社が倒産しない、業績も悪化せず、何も影響を受けなかったとしても、自分自身が、いつまで健康で問題なく働けるか分かりません。
もしかしたら不慮の事故に巻き込まれて働けなくなるかもしれない、親の介護などが急に発生して、働きたくても働けない状況になるかもしれない。
そうなった時、肉体労働による収入だけでは、いきなりピンチです。
そのため、給料1本に依存するのは「超ハイリスクな投資」といえますね。
そうならないように、給料以外の収入源も作る必要があります。
つまり、お金を使って、お金に働いてもらう。
収入や預貯金の一部を投資に回して資産運用していく。
この考え方、行動が今後はますます欠かせませんし、これをするしないで大きく貧富の差が広がっていくといっても過言ではありません。
魔法を探し求める人たち
運用そのものは投資信託と言った手法を使ってプロに任せることができますが、お金の考え方の勉強、資産形成、資産運用の設計は自分で行って、取り入れていく必要があります。
稼いだお金を銀行や郵便局に入れておけば、あとは勝手に彼らが増やしてくれる・・はずがありません。
ただし、何もせず勝手に誰かが増やしてくれるのでは?と考えている人はかなり多いです。
会社の経理のように、どこかに資産形成(運用)担当がいて、彼らにお金を預けたら全部やってくれるのでは?といった考え方だと、都合よく搾取されるだけです。
今まで投資を全くやったことがない人が、退職金を受け取って、銀行の営業担当者にうまく乗せられ、全額ぶっこんで盛大に溶かす・・のは典型的なケース(苦笑)
最初から何もせず、勉強もせず、預貯金して放置しておくだけで、あとは勝手にお金が増えてくれたら、私も嬉しいですが、残念ながら、そのような魔法の商品やサービス、手法は存在しません。
存在しないけど、どこかにあるんじゃないかと信じて、信じたくて、それらの心理を逆に利用した詐欺師に騙されて、貴重な大事なお金を搾取されるケースは後を絶たない!
映画やアニメの世界ではないので、詐欺から身を守るためにも、魔法を探すのをやめてください。
まとめ
SNSとかでは、お金を持っている人は華やかに見えるかもしれません。
なぜ華やかに見えるのか。
あれも実は作戦で、そう見せたほうがウケがいいからです。
本物のお金持ちほど、地味で、地道に、泥臭く、コツコツ、実践、検証、反省、勉強を繰り返しています。お金の実践や勉強に終わりはありません。
お金を投資に回すには、ギャンブルばかりしても意味がありません。リスクとリターンの考え方を導入して、長期、つみたて、分散投資はマストですね。
このあたりもブログなどで今後も説明していくつもりなので、参考になれば幸いです。
給料1本に依存するのではなく、預貯金安全神話から目を覚まし、投資の思考と行動を少しずつ身につけていきましょう。