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「普通でいい」という人が幸せになれず損する理由

普通でいい、普通の暮らしが一番という人は多いですが、これからは普通が一番損して幸せになれない時代です。

「普通」はもはや「普通」ではない

婚活や恋活、マッチングアプリとかで

  • 普通の男性(女性)がいい
  • 高望みしているわけではないのに
  • 年収500万円の男性を探しているだけなのに

このような台詞は様々な記事でよく見かけます。

本人は高望みや贅沢をしているつもりは一切なくても、客観的にみると、それはもはや高望みや贅沢の領域になってしまっていて、普通が普通でなくなっている。

このような状況に気づいたときは、時既に遅し・・みたいなパターンは無数にあります。

多くの人が考える普通とは

・年収500万円以上
・年齢差5歳以内
・大卒
・正社員
・大手企業会社員
・公務員
・清潔感がある
・常識やマナーがしっかりしている

ときどき上記に加えて「長男以外」といった条件もつくみたいですが(笑)、一般的に多くの人が考える「普通の男」はこんな感じで紹介されることが多いですね。

ただ、これらの条件を全て備える人は、もはや「絶滅危惧種」といっても過言ではないと思います(苦笑)

年収では、30代全体の平均は約440万円といわれています。40、50代以上になって、ようやく500万円以上になるといわれますが、あくまで平均なので、中央値で考えると、さらに下がると思われます。

仮に年収500万円以上という条件をクリアしたとしても、特に2020年は新型ウイルス騒動で明らかになったように、急に状況が変化することもあります。

いままで安心安全、一生安泰で勝ち組と考えられていたとしても、ずっとそうとは限りません。

例えば航空会社や鉄道会社の業績悪化やボーナスカット、年収の3割削減などのニュースをみると、

「昔は誰もが羨む華形の職業だったのに、何が起こるか本当に分からない」等といろいろ考えさせられますね。

新型ウイルス騒動や、それ以前からあった働き方改革の影響で残業時間も少なくなって、給料が減っているケースも多いです。

今後はさらに平均年収下がるかもしれません。

普通が一番損する

・年収500万円以上
・大卒
・正社員
・会社員
・公務員
・給料右肩上がり
・マイホームで悠々自適

これはもはや夢のまた夢と思ったほうがいいです(笑)

普通がいいのに、普通でいいのに、何も高望みしていないのに、贅沢は言っていないのに・・と思われるかもしれません。

ただし、

高望みしていないつもりでも、実際は高望みしていて、最大のリスクをとっている・・・これからは「普通が一番難しい」時代になります。

今回は婚活を例に挙げましたが、それ以外でも同じようなことがいえます。

会社員として給料1本に依存するのは本当に危ない時代になりました。

新型ウイルスのような騒動はこれからも定期的にやってきます。2020年が特殊というわけではありません。

先日記事で書いたように、週休3日や4日といった働き方も登場して、柔軟な働き方ができるようになる一方で、

会社に依存していると、じわじわ給料が減り、税金や社会保険料の負担が増していくだけです。

  • 複業(副業)をして収入源をいくつも作っていく
  • 資産運用(投資)をして「お金にお金を稼いでもらう」仕組みを作る
  • マイホームがいいといった今までの常識を疑う

これらが今後は必須です。

投資は怖い、転職は怖い、よく分からないから避けている、夫や妻に任せている・・といった意見を聞くことが多いですが、これからは何もしないことが最大のリスクです。

これからは「普通の生活、普通の人生」こそ難しくなるし、残念ながら損するように仕組み化されています。

今年明らかになったように、今までの日常や常識がひっくり返ることだって今後も起きます。

そのような時に、自分だけ何もリスクとらずに変化しないのは無謀です。

何もせず、白馬の王子様が迎えに来ることは絶対にありません。

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